母指球の本質を理解して、最強のジャンプ力を手に入れる!

みなさんこんにちは!モリスです。

 

 

 

今回は、高いジャンプをするためのコツとしてよく言われる母指球について説明します!

 

 

 

皆さんも「母指球で踏み切ったら高いジャンプができるんだよ」と

言われたことはありませんか?

確かに間違っていません。母指球を上手く使えればジャンプ力は格段に上がります。

でも、具体的になぜ母指球が大事なのかまではわかりませんよね?

 

 

 

僕も何度も言われたことがあるのですが、

「母指球で踏み切れているのかわからない」

「具体的なトレーニング方法とかはないのかな?」

ずっと思っていました。言われるだけで詳しくはわからないんです。

 

 

 

なので今回はしっかりと母指球を使うための意識と、母指球を意識できるようになるトレーニング法についてお伝えします!!

 

 

 

母指球を使うメリット

 

 

まず母指球ってどこ?という方もいると思うので説明しておくと、

母指球はここです。

 

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この部分で踏み切れば高く跳ぶことができます。

なぜ母指球を意識すれば高く跳ぶことができるのかというと、

答えは単純で「一番力が乗る前体重の体勢になることができるから」です。

 

 

 

これはあの有名はスポーツメーカーのアシックスが分析したデータからも出ているのですが、最近のシューズは技術が発達していて、けがをしないようにシューズ内のクッション部分がしっかり足をサポートする作りになっています。

ただシューズの構造上、足を守ろうとすると普通に立っている状態では体が後ろ重心(かかと重心)になってしまうのです。

 

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なので、母指球で踏み切れていない選手が多く後ろ重心寄りでとんでしまいがちなので、

「母指球を意識しましょう」となるのです。

 

 

 

母指球でスパイク助走を踏み切れているかどうかの判断はたった一つです。

床を蹴る瞬間に「どんっ」と床を蹴る鈍い音が鳴ります。

これは実際にやってみればわかると思いますが、普通に跳ぶ音とは比べ物にならないくらいの重い音が鳴ります。是非試してみてください。

 

 

 

レーニング法

 

 

スパイク助走で無意識に母指球を使って踏み切れるようになるまでは時間がかかります。

なので、今から紹介するトレーニングを使って母指球を自然と意識できるまでの時間を短縮しましょう。

 

 

 

その方法は「母指球歩きをすること」です。

母指球歩きとは。足裏の親指側に体重をかけて歩く方法です。その中で母指球で強く地面を蹴って歩くことで無意識にその部分に体重を乗せて歩けるようになることを目指します。

 

 

 

また、母指球歩きをすることは、実はけがを予防するうえでも良いんです。母指球で歩けるようになると、膝の内側にかかる荷重が外側に分散されて、普段の膝の痛みが治ったり、けがをしにくくなったりします。

 

 

 

膝の痛みを抱えている人やケガしやすい人はすぐに取り組んでくださいね!

 

 

 

さて今回は高いジャンプを手に入れるために、母指球の理解とトレーニング方法を紹介しました。本当に高いジャンプ力を手に入れたい人は、この後立ち上がった瞬間から、母指球歩きを実践してくださいね!